博士課程後期課程の吉居尚美さんの研究が「Nutrients」に原著論文として掲載されました。
この研究論文は、筋たんぱく質合成の増加に重要な血中ロイシン濃度の関わり、食事でのたんぱく質摂取(たんぱく質27.5g中にロイシン2.2g)と比較して、遊離のアミノ酸摂取(ロイシン2.0g)は血中ロイシン濃度をより顕著に高めることを示しました。また食事摂取直後の遊離アミノ酸摂取は、遊離アミノ酸由来の血中ロイシン濃度の上昇を抑制することを明らかにしました。
以上の結果から、サプリメントとしてアミノ酸を摂取する場合は食事摂取とのタイミングを考慮する必要性が示唆されました。
論文はオープンアクセスで、以下のリンクからダウンロード可能です: